陶器型 陶芸型 石膏原型について
●陶器はロクロを回して形を作る方法、、石膏型に泥状の粘土を流し込んで形成する、鋳込みの製法などがあります。
●業界では繰返し使用できるセラミック型への研究が進められています。
●圧力鋳込み 高分子材料を使用し外圧に耐える型を作る。石膏よりも遥かに耐久性に優れて、寸法許容差を持つ、型の寿命もずっと長い。
●ラム鋳込み 子孔の2個の鋳込み板の間に、調合した胎土に加圧成形、加圧後鋳込み板越しに圧縮空気を吹き付け成形品を取り外す。
●スリップ鋳込み 胎土を水で薄め、吸収性の高い石膏型へ注ぎ込み、スリップの水分は型に吸収、型の表面にその形をした胎土の層が残る。
陶器の原型 型枠と原型 鋳込み型 鋳込み型 鋳込み型 圧力型 置物

CAD/CAM技術を陶磁器用型製作
原型、石膏型は熟練の職人がほとんど手作業で製作しています。手作業のため左右対称の形状を製作するのに、熟練した技術者であって
も精度のばらつきがどうしても出てしまいます。そのために、コンピュータ制御による型製作の普及が、製品の工作精度向上による歩留まり
向上品質向
上が期待されます。陶磁器におけるCAD/CAM応用技術、C.G.とCAD/CAM利用などの研究が進んでいます。
陶器型、陶磁器におけるリバースエンジニアリングの利用
職人が製作した原型を三次元計測、計測データから三次元CADデータを作成、CADのミラー機能で左右対称や正確な合わせ面の作成、
作成したデータをCAD/CAMで、積層造形やNC切削技術にて型を製作すろ一連のプロセスを提案します。
リバースモデルは、STL IGES パラソリッドなど、どのCAD/CAMでも使えるフォーマット形式で提供できます。
陶磁器の原型や石膏型の実物形状からリバースモデル作成
①陶磁器の原型や石膏型の実物形状を三次元計測します。
②陶磁器の原型や石膏型の三次元計測データからポイントデータの点群データを最小化して点群データを最適化します。
③複数の方向から三次元計測した、点群データを独自のアルゴリズム(効率的手順)を利用し正確に位置合わせします。
③ポイントデータの点群データを、三角ポリゴンメッシュに再構成し、個別のポリゴンデータを合成して最適な三次元データにします。
④ポリゴンデータの断面を円弧や直線などの幾何線におきかえます。抽出した断面ラインを利用してCADモデリングします。
⑤リバースモデリングの専用ソフトウェア-にて、三次元計測からリバースエンジニアリングのCADモデルを作成します。
陶磁器の原型や石膏型 ⇒ 非接触3次元計測・接触式3次元計測 ⇒ 点群 ⇒ ポリゴンデータ ⇒ 3D合成 ⇒ リバースモデル作成

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